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佐渡農業技術センター概要

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0315619 更新日:2021年9月24日更新

試験研究方針

「産業として成り立つ魅力ある農業」の実現に向け、佐渡地域の農業経営や気象の特性を活かした特産品の選定・開発や、高品質で安心・安全な農産物生産技術の研究・開発に取り組む。

地域の概況

佐渡市の総農家数は4,647戸、耕地面積 10,316ha、農家1戸当たりの規模は222aと県平均を下回る。耕地の内訳は、水田9,444ha・畑399ha・樹園地473haで、水田が91.5%を占め、米の比重が極めて高い地域である。基幹的農業従事者のうち65歳以上が78%(県平均70%)を占め、卓越風、急傾斜地、潜在的水不足及び基盤整備の遅れなど、経営・生産環境面では多くの問題を抱えている(2020年農林業センサス)。
気象は概して海洋性で、県内でも代表的な少雪地帯で、年平均気温12.8℃、年間降水量1,680mm、平均最深積雪深18cmである(佐渡農業技術センター:1981~2010観測値)。
佐渡気温グラフ
佐渡降水量グラフ

沿革

・1879年(明治12年) 雑太郡八幡村に農事播種場が設立。
・1890年(明治23年) 金沢村中興に私立中興農事試験場が設立。
・1911年(明治44年) 郡に移管され、佐渡郡立農事試験場と改称。
・1923年(大正12年) 新潟県に移管され、新潟県農事試験場佐渡分場と改称。
・1950年(昭和25年) 新潟県農業試験場佐渡分場と改称。
・1960年(昭和35年) 新潟県農業試験場佐渡支場と改称。
・1975年(昭和50年) 新しい構想と陣容のもとに新潟県離島農業技術センターとして発足。
・1988年(昭和63年) 新潟県佐渡農業技術センターと改称。
・1997年(平成9年) 新しい農業構想(新潟アグロタンク構想)
・1997年(平成9年) 新潟県農業総合研究所佐渡農業技術センターと改称し、現在に至る。
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