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波の花が風に舞っています
波の花が道路に付着しています
弁天岩
撮影日 2022年1月15日
「波の花」は、寒い冬の日に、海が作り出す自然現象の一つです。海岸に打ちつけられた波が、風に乗って舞い上がり、白い泡のようになります。泡の正体は、海水中に浮遊する植物性プランクトンです。海水の温度が下がり、粘度の高まったプランクトンが岩にたたきつけられることで、空気と混じって泡立ち、「波の花」となります。
「波の花」が発生するには、いくつかの条件が必要です。
1. 気温の低い午前中(11月下旬から2月)
2. 風速10m程度の強風のとき
3. 高さ5m程度の高波のとき
これらの条件が揃っていると、「波の花」が発生しやすくなります。これらの条件はあくまで目安のため、揃っていたとしても、必ず見られるとは限りません。
出典 【環境省発信「エコジン」2017年2・3月号】
「波の花」が風に舞う風景は迫力があります。
新潟県佐渡地域振興局Facebookに動画を投稿しています。ぜひ、「波の花」をご覧ください。
自家用車、レンタカーを利用する際は、駐車場(椿尾ポケットパーク)を利用しましょう。
波が高く危険ですので、海岸には近づかず、安全な場所で観賞してください。
(企画振興部 N)