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県央地域における医師不足等の地域医療の現状を踏まえ、地域医療に従事する医師を目指す中学生への意識啓発等を行うため、令和6年8月9日(金曜日)に、今年3月に開院した済生会新潟県央基幹病院において「中学生医師体験・病院見学会」を開催しました。
当日は、県央地域に在住又は通学する15名の中学生が参加し、済生会新潟県央基幹病院から御協力いただき、県央地域出身医師の講義、医師の仕事体験・病院見学、研修医の先生方との懇談会を行いました。
参加者からは、開催後に「医師の仕事をしていてのやりがいなどを聞いて、改めて医師になりたいと思えた。」、「医師の人たちがかっこよく見えた。自分もなりたい。」、「ここで働いている医師みたいになりたい。勉強を頑張ろうと思った。」、「医師になってからの仕事内容について詳しく知れたことで、自分の将来をより具体的に考えることができた。」などの感想をいただきました。
県央地域出身の放射線科の高野先生から医師になるまでの経緯、大学生活及び医師の仕事等について講義いただきました。
【講義の様子】
(1) 医師の仕事体験(「救命処置をしてみよう!」)
心臓マッサージの方法やAEDの使い方について、総合診療科の先生から説明いただき、演習を行いました。
【心臓マッサージ演習をしている様子】
(2) 医師の仕事体験(「聴診・血圧測定又は採血体験をしてみよう!」)
当事業に初めて参加した人は聴診や血圧測定の方法について、過去に参加したことのある人は採血の方法について、総合診療科の先生から説明いただき、演習を行いました。
【血圧測定の説明を聞いている様子】
【採血体験演習を行っている様子】
(3) 病院見学(「院内見学ツアー」)
病院のスタッフの方から、院内の施設やバックヤードを案内していただき、薬剤科や放射線科等の先生からお仕事について説明していただきました。
済生会新潟県央基幹病院に勤務する研修医の先生方から中学生からの質問等に答えていただきました。
医師を志したきっかけ、大学受験時の勉強方法、大学生活及び医師の仕事等について、御自身のこれまでの経験を踏まえて教えていただきました。
【懇談会の様子】