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管内の農業・農村振興の「今」を取材して、「県央地域の「旬」なはなし」を不定期でお伝えします。
県央地域では、ヒマワリ、トルコキキョウ、アスター、ケイトウ、ストック、ユリ、チューリップ等、様々な切り花が栽培され、全国に出荷されています。地元の直売所にも、お盆やお彼岸を中心にバラエティに富んだ組花が並びます。
JAにいがた南蒲の直売施設「ただいまーと」では、8月11日から13日の3日間、毎年恒例の「盆花市」が開催されます。昨年は1万束が販売され、今年はそれを超える販売を目指して、猛暑が続く中、生産者が出荷準備を進めています。振興局としても、栽培管理や出荷調整の研修開催等を通して、取組を支援しています。
また、JA越後中央の直売施設「よりなーれ燕いち」においては、お盆用の組花の需要が高まっていることから、予約販売の対応も行っています。
コロナ禍ですが、巣ごもりでも、色とりどりの草花を飾って、気持ちよくお盆を迎えませんか。
燕市では、佐渡(さわたり)地域を中心に大玉トマトが栽培されています。
「燕地区のトマト」は、古くからの産地で50年以上の歴史があります。現在は21名の生産者が約400アールの面積で約300トンを県内向けに出荷しており、JAの出荷額(令和2年度実績)では、新潟市の豊栄地区に次ぐ県内第2位の産地となっています。
品種は、大玉トマトの代表品種である「桃太郎」系で、主に無加温のパイプハウスで栽培され、5月中旬から8月中旬まで収穫されます。収穫されたトマトは、生産者が選果・選別して箱詰めし、JA越後中央の燕地区の集荷場に集められ、県内の市場に出荷されます。
今年はまずまずの出来とのことで、現在、出荷最盛期を迎えていますので、お近くのスーパー等でお求めいただき、是非ご賞味ください!
なお、市内小中学校の子供たちにも地元産トマトを味わってもらうため、学校給食用にも提供されています。
令和2年度の「旬」なはなし(第8回~第20回)はこちらからご覧ください。
令和元年度の旬なはなし(第1回~第7回)はこちらからご覧ください。