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県央地域の「旬」なはなし

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0203349 更新日:2024年6月3日更新

管内の農業・農村振興の「今」を取材して、「県央地域の「旬」なはなし」を不定期でお伝えします。

第22回 県央地域の切り花がお盆を彩ります。

県央地域では、ヒマワリ、トルコキキョウ、アスター、ケイトウ、ストック、ユリ、チューリップ等、様々な切り花が栽培され、全国に出荷されています。地元の直売所にも、お盆やお彼岸を中心にバラエティに富んだ組花が並びます。

JAにいがた南蒲の直売施設「ただいまーと」では、8月11日から13日の3日間、毎年恒例の「盆花市」が開催されます。昨年は1万束が販売され、今年はそれを超える販売を目指して、猛暑が続く中、生産者が出荷準備を進めています。振興局としても、栽培管理や出荷調整の研修開催等を通して、取組を支援しています。    

また、JA越後中央の直売施設「よりなーれ燕いち」においては、お盆用の組花の需要が高まっていることから、予約販売の対応も行っています。

コロナ禍ですが、巣ごもりでも、色とりどりの草花を飾って、気持ちよくお盆を迎えませんか。

昨年の盆花市の様子盆花栽培研修会

  


 

第21回 老舗産地「燕地区のトマト」が出荷最盛期!

燕市では、佐渡(さわたり)地域を中心に大玉トマトが栽培されています。

「燕地区のトマト」は、古くからの産地で50年以上の歴史があります。現在は21名の生産者が約400アールの面積で約300トンを県内向けに出荷しており、JAの出荷額(令和2年度実績)では、新潟市の豊栄地区に次ぐ県内第2位の産地となっています。

品種は、大玉トマトの代表品種である「桃太郎」系で、主に無加温のパイプハウスで栽培され、5月中旬から8月中旬まで収穫されます。収穫されたトマトは、生産者が選果・選別して箱詰めし、JA越後中央の燕地区の集荷場に集められ、県内の市場に出荷されます。

今年はまずまずの出来とのことで、現在、出荷最盛期を迎えていますので、お近くのスーパー等でお求めいただき、是非ご賞味ください!

なお、市内小中学校の子供たちにも地元産トマトを味わってもらうため、学校給食用にも提供されています。

燕市産のトマト


 

令和2年度の「旬」なはなし(第8回~第20回)はこちらからご覧ください。

 

令和元年度の旬なはなし(第1回~第7回)はこちらからご覧ください。

 

<外部リンク> 県公式SNS一覧へ

<けんおうトピックス>

キャベツほ場

「春キャベツはじまりました!」

 三条市石上・栗林地区では、三条園芸振興協議会の春キャベツ出荷が始まりました。
 農家の皆さんが1月中旬には種を開始し、約5カ月間大切に育ててきた、自慢の一品です。
 コールスローサラダや炒め物など、素材を楽しむ調理法でご賞味ください!