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新潟県の花といえばチューリップです。
新発田地域振興局管内では、胎内市や新発田市の海岸線に広がる砂丘地を中心にチューリップ球根の栽培が盛んで、県内の主要な産地となっています。
今年は春先から天候が不順でしたが、適度な降雨もあり順調に球根も肥大していて、6月に入り球根の掘り取り作業が始まりました。
ほ場では、掘り取り機を付けた大型のトラクターが球根を掘り起こし、コンテナに集められた球根が乾燥施設に運ばれて行きます。
このあと乾燥が終わった球根は、1株ずつ手作業で皮むきが行われ、大きさ別に選別され出荷されます。
出荷された球根は秋にホームセンターなどで販売される、来年の春に花壇やプランターで綺麗な花を咲かせます。
写真左:2台のトラクターで球根を掘り取ります。 写真右:掘り取られた球根は専用の乾燥庫で乾燥されます。