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【新発田】令和6年度新発田地域農業振興大会を開催しました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0717708 更新日:2025年1月20日更新

 新発田地域では、農業の関係機関が連携し新発田地域農業の発展に向けて、施策推進と農業生産の意欲の醸成を図るために、例年「新発田地域振興大会」を開催しています。

 今年は、令和6年11月28日(木曜日)に聖籠町町民会館において開催し、悪天候にもかかわらず、農業者及び関係機関から300名の参加がありました。

 講演Ⅰとして、北陸農政局新潟県拠点の田口将之地方参事官を講師に、「食料・農業・農村基本法 改正のポイント」の演題で講演がありました。国農政の憲法とも称される基本法の大幅改正が25年ぶりに行われたことから、そのねらい及びポイントや、令和7年度農林水産省の全ての補助事業等において実践を要件化された「みどりチェック」(環境負荷低減のクロスコンプライアンス)についてわかりやすい説明がありました。

 次に、講演Ⅱとして、有限会社山波農場の山波剛代表取締役を講師に、「改正基本法や地域計画を踏まえた山波農場の展望」の演題で講演がありました。

 山波剛氏は、柏崎市別俣地区で水稲を中心に経営する有限会社山波農場の代表を13年間務められており、平成30年には優良経営体として農林水産大臣賞を受賞されています。また、今回のテーマであった基本法への関りとして、農林水産省大臣官房政策課が主管する、食料・農業・農村政策審議会の委員をされており、各分野の学識経験者として国内の農業経営者を代表し3年努められています。

 当日は、基本法の施行や、この度の法改正について調査審議されている立場から見た、地域で目指すべき農業の在り方や、先行モデル地域として取り組んだ別俣地区の「地域計画」を踏まえた経営発展の展望についてお話がありました。

 質疑では、農地利用最適化推進委員から出された地域計画の進め方の悩みに対し、地域の農地を残したければ腹を割った話し合い、多様な視点を持って方策を考え、働きかけるようにアドバイスがありました。

 参加した農業者からは、「基本法の要点を聞くことができ大変良かった」「山波農場の理念の話が心に残った」「地域計画は農家だけのことではないとういうことを確認した」など感想がありました。

 今後も新発田地域振興局農業振興部では、地域内の農業関係機関と連携し、基本法改正に基づいた施策を進めると共に、地域農業の発展を推進していきます。

大会当日の様子

【当日は大勢の方からご参加いただきました】

北陸農政局新潟県拠点の田口地方参事官(講師)  有限会社山波農場の山波代表取締役(講師)

    【北陸農政局新潟県拠点の田口将之地方参事官】     【有限会社山波農場の山波剛代表取締役】 

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