昨年の秋に播種した麦も順調に生育し、「麦秋」を迎えています。
これから夏になるのになぜ「秋」?これは、麦の穂が実り、収穫期を迎えた初夏の頃の季節のことで、麦が熟し、麦にとっての収穫の「秋」であることから、名付けられました。
管内の麦の作付面積は、大麦と小麦を合せて約60ヘクタールあります。近年の梅雨入りは本格的な降雨が7月になることが多いので、収穫時期が6月下旬頃となる小麦も、作付けが増えています。これから本格的な収穫シーズンに入りますが、倒伏と雨が心配な日々が続きます。
一方、晴れて乾燥した日には、麦の水分が蒸発し蜃気楼のように見えることがあり、幻想的です。麦畑を探して晴れた青い空と黄金色の麦のコントラストを楽しんでください。
「麦秋」を迎えた麦畑 [令和6年5月29撮影] (品種:ゆきはな六条 撮影地:聖籠町)