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”蓬莱柿”と書いて、「ほうらいし」と読みます。実はこれ、日本いちじくの品種なのです。
果皮は赤紫色、果肉はやや柔ら目で甘みがあり食味は良好です。
新発田市は県内有数のいちじくどころです。五十公野(いじみの)地区では、明治期から栽培されていたとの記録もあり、蓬莱柿の産地です。
9月上旬から11月上旬頃にかけて出荷されますので、是非とも御賞味ください。
かつて新発田藩では、歴代藩主が茶道に力を入れたため、城下では和菓子文化が開花しました。それゆえ新発田は全国的にも菓子店の多い街です。
「蓬莱柿」を使用した和菓子は、老舗和菓子店などで考案され、いちじくの風味を感じることのできる洗練された逸品として店頭に並んでいます。また、市内の多くの菓子店でも、「蓬莱柿」を用いた和洋菓子を製造・販売しています。
新発田市では、新発田ならではの魅力あふれる商品に対して認証制度を設け、食品加工品30品を「新発田ブランド」として認証しています。
新発田のうんめもんあつめました(新発田ブランド認証商品)<外部リンク>
歴史ある城下町”新発田”の菓子店が、地域の特徴を活かして作り上げた、こだわりの商品を一度口にしてみてはいかがでしょうか。(写真は、イチジクを使用した「蓬莱柿のジャムと新発田産もち米の求肥を使った餅」)