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バラの開花シーズンにのみ公開される二宮家バラ園・日本庭園、今年は5月13日土曜日から6月11日日曜日まで開園する予定です。
二宮家の大きな門を入ると、右手はバラ園、左手は日本庭園(静勝園)の案内看板。
まずは、右手のバラ園から訪ねてみましょう。
バラ園の門をくぐると、立ち並ぶ蔵。いにしえの日本の風景の中にイングリッシュガーデンが存在する、不思議な空間が広がっています。
500株ほどのバラが植栽され、ビロードのようなつややかなローズピンク、まばゆいばかりの白色、華やかなカナリヤ色など、色とりどりのバラの花の競演を楽しむことができます。また、風車のような紋様と花芯のコントラストが美しいクレマチス、ねぎぼうずのような花を咲かせるギガンチウムなどの草花も庭を飾っています。
バラのパートナープランツとしても知られているクレマチス
これをバックに写真を撮ると小さい子どもがとても喜ぶとのこと
庭園には、「貴婦人」と呼ばれている樹齢100年以上のタブノキ、大空に向かって枝葉を広げているクスノキなどの巨木があり、二宮家の歴史を物語っています。
また、独特の節が亀の甲羅の模様のように見える「亀甲竹」(水戸黄門が持っているあの杖)は、明治20年頃に植栽されたとても珍しい竹です。
そして、歩を進めると、弁天潟が目の前に現れ、庭園と一体となった風情のある景色を楽しむことができます。
大雨など悪天候の場合は公開を中止する場合があるそうです。ホームページで、アクセスなど含めご確認ください。
二宮家バラ園と日本庭園<外部リンク>
※5月13日土曜日~6月11日日曜日
平 日:午前10時~午後4時
土・日:午前9時~午後4時
※入園には、維持協力金600円が必要です。
※普段はご家族が暮らしており、一般公開はバラの開花期だけになります。
6月に入ると、いよいよサクランボの収穫が本格化します。
二宮家の近くにはサクランボ園があり、直売所の他、摘み取り体験ができる園もあります。
詳しくは、聖籠町観光協会<外部リンク>
ぷちっとかむと、ジューシーな甘みとほどよい酸味が
サクランボの花、実は珠玉の赤ですが花は薄紅色