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歴史的雰囲気が感じられる城下町新発田、冬の風物詩を紹介します。
忠臣蔵で有名な堀部安兵衛は新発田の出身です。毎年、赤穂浪士四十七士が討ち入りした12月14日には「義士祭」が行われます。
安兵衛の生家、中山家の菩提寺である新発田市の長徳寺では、剣豪であった安兵衛をしのんで日本刀を使った剣武(剣道形)が披露されます。
今年は、討ち入り衣装に身を包んだ地元剣道教室に通う小学生が「えい、えい、おー!」と勝ちどきをあげ、隊列を組んで境内を練り歩きました。例年は市内を練り歩くのが恒例となっています。
勇ましい子ども剣士のかけ声が、堀部安兵衛に届いていることでしょう。
新発田城表門の前には、討ち入りを果たした堀部安兵衛の像が立っており、その視線は討ち入りの舞台となった江戸の方向を向いています。
新発田城は日本100名城に選定され、春は桜をバックに美しい姿を鑑賞できますが、冬も趣のあるたたずまいを見ることができます。白と黒のコントラストが美しい海鼠(なまこ)壁がモノトーンの風情ある景色を醸し出しています。
令和3年7月から「日本100名城 城カード」と「御城印」が販売されています。新発田城の詳細及びカード・印の入手先についてはしばた観光ガイド<外部リンク>をご覧ください。
堀部安兵衛の縁で新発田の冬の風物詩として定着してきたのが、「しばたオイスターバー」。兵庫県赤穂市特産の牡蠣(カキ)を使ったオリジナル料理などが堪能できます(令和4年1月20日(木曜日)~2月28日(月曜日))。
「しばたオイスターバー」Facebook<外部リンク>
多くの寺院が軒を連ねる寺町には、「寺町たまり駅」があり、休憩処となっています。
店内では新発田のお土産や地元の蔵元で作られた日本酒が買えるほか、小さな庭を眺めながらお座敷で暖かい飲み物や食事をとることができます。またカウンターもあって、一人でも気遣いせずにくつろぐことができます。
寒い時期には地元の味噌麹屋が作る、麹がたっぷり入った甘酒がおすすめです。お好みでおろしショウガを入れて飲むと、からだがぽかぽかになることでしょう。
また、最近始めた金粉入り肉うどんが人気急上昇です。「寺町たまり駅」は多くの寺院と神社が近くにあるところ。ここで金粉入りうどんと付け合わせの「金ぴら」を食べれば運気があがるかもしれませんね。
「寺町たまり駅」ホームページ<外部リンク>