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ニイガタ地域経済指標(令和4年6月号)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0497331 更新日:2022年6月16日更新

新潟県推計人口

5月1日現在推計人口

令和4年5月1日現在の県人口は2,159,655人で、前月と比べると229人の減少、前年同月と比べると25,200人の減少となった。

4月末日現在の世帯数は913,087世帯で、前月と比べると2,676世帯の増加、前年同月と比べると2,368世帯の増加となった。

 新潟県推計人口と世帯数のグラフです

4月中の人口動態

4月1か月間の人口動態は、出生860人、死亡2,336人で、差引き1,476人の自然減となり、転入9,321人(うち県外からの転入4,684人)、転出8,074人(うち県外への転出4,124人)で、差引き1,247人(うち県外差引き560人)の社会増となっている。

毎月勤労統計調査地方調査結果

賃金

3月分の一人平均現金給与総額は、規模5人以上の事業所で259,233円、前年同月比2月7日%※の増加となった。このうち、きまって支給する給与は241,245円、前年同月比0.7%の減少となった。また、規模30人以上の事業所における一人平均現金給与総額は278,711円、前年同月比3月8日%の増加となった。

労働時間

3月分の一人平均総実労働時間は、規模5人以上の事業所で140.7時間、前年同月比2月5日%※の減少となった。このうち、所定内労働時間は131.6時間、前年同月比2月4日%の減少となった。所定外労働時間は9月1日時間、前年同月比4月1日%の減少となった。また、規模30人以上の事業所における一人平均総実労働時間は144.3時間、前年同月比2月9日%の減少となった。

常用雇用

3月分の常用労働者は、規模5人以上の事業所で808,904人、前年同月比0.4%※の減少となった。パートタイム労働者比率は、28.9%で前年同月差0.3ポイントの上昇となった。また、規模30人以上の事業所における常用労働者は441,396人、前年同月比0.9%の減少となった。パートタイム労働者比率は、25.1%で前年同月差1月3日ポイントの低下となった。

※ 4頁の「毎月勤労統計調査結果(調査産業計)(5人以上)」の前月比及び前年同月比(%)は実数により算出しているため、この調査結果と一致しないことがあります。

鉱工業指数

 

3月の新潟県鉱工業指数(季節調整済・速報値)は生産が99.0で、前月比1月2日%の上昇、出荷が100.6で、同比2月3日%の上昇、在庫が91.9で、同比2月6日%の低下であった。

また、全国の鉱工業指数(季節調整済・確報値)は、生産が96.5で、前月比0.3%の上昇、出荷が93.3で、同比0.6%の上昇、在庫が100.9で、同比0.4%の低下であった。

新潟県と全国の鉱工業指数のグラフです

 

消費者物価指数

4月の新潟市の総合指数は、令和2年平均を100とした総合指数で101.3となり、前月に比べ0.4%の上昇、前年同月に比べ3.0%の上昇となった。
前月からの動きをみると、「保健医療」が0.3%下落したものの「食料」が0.4%上昇した結果、総合で前月に比べ0.4%の上昇となった。
生鮮食品(生鮮魚介・生鮮野菜・生鮮果物)を除く総合指数は101.0となり、前月に比べ0.4%の上昇、前年同月に比べ2月6日%の上昇となった。
食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合指数は98.1となり、前月に比べ0.4%の上昇、前年同月に比べ0.3%の上昇となった。

 

 

新潟市と全国の消費者物価指数のグラフです

 

 

 

景気動向指数(Ci)

3月のCi(平成27年=100)は、

先行指数:112.0、前月差0.5ポイント下降し、2か月連続の下降となった。
一致指数:97.6、前月差4月5日ポイント上昇し、2か月ぶりの上昇となった。
遅行指数:86.3、前月差3月4日ポイント上昇し、2か月連続の上昇となった。

3月のCi(一致指数)は、10指標のうち、投資財生産指数、建築着工床面積(非居住用)、出荷指数(製造工業)など、7指標が上昇に寄与したことにより、前月から4月5日ポイント上昇した。

景気動向指数のグラフです

 

新潟県の経済動向(6月10日)

県内経済の概況(3月~5月)

個人消費・物価は、持ち直しているものの、弱いの動きもみられる。
住宅投資は、弱い動きがみられる。
公共投資は、下げ止まっている。
設備投資は、持ち直しつつある。
生産は、持ち直しの動きが鈍化している。
企業は、改善の動きが弱まっている。
雇用は、持ち直している。
以上、県内経済は緩やかに持ち直しているものの、一部で厳しい状況にある。
なお、新型コロナウイルス感染症や海外情勢の動向が、県内経済へ及ぼす影響に留意する必要がある。

経済の動き(5月)

・県産業立地課がまとめた「令和3年工場立地動向調査結果」によると、令和3年における本県への製造業等の工場立地動向について、立地件数は33件(前年比5件増、全国8位)、立地面積は34.4ha(同比12月7日ha増、全国15位)で、前年に比べ件数、面積ともに増加した。

・北陸信越運輸局新潟運輸支局が発表した「新潟県における新規登録・届出台数について(令和4年4月)」によると、4月の県内における新車新規登録・届出台数は、登録車では、前年同月比22.0%減の3,039台で8か月連続で前年を下回った。軽自動車では、同比21.1%減の3,424台で11か月連続で前年を下回った。全体では同比20.5%減の6,690台となり、8か月連続で前年を下回った。

・経済産業省が発表した「商業動態統計速報(2022年4月分)」によると、県内の百貨店・スーパーの4月販売額は、前年同月比1月2日%増の315億94百万円であった。また、既存店ベースでは同比0.8%の増加であった。

・東京税関新潟税関支署が発表した「新潟税関支署管内貿易概況速報(令和4年4月分)」によると、令和4年4月の新潟、直江津、柏崎の3港と新潟空港の輸出額は140億64百万円となり、前年同月比7月5日%増加した。輸入額は958億97百万円となり、同比77.3%増加した。

・新潟労働局が発表した「一般職業紹介状況(令和4年4月分)」によると、4月の県内有効求人倍率(季節調整値)は1.55倍で、前月に比べて0.04ポイント上昇した。有効求人数(原数値)は52,539人で前年同月比15.1%増加し、13か月連続で増加した。有効求職者数(原数値)は37,387人で同比5月2日%減少し、10か月連続で減少した。また、新規求人倍率(季節調整値)は2.46倍で、前月に比べて0.16ポイント上昇した。県内の雇用情勢は、「持ち直している。なお、引き続き新型コロナウイルス感染症等が雇用に与える影響に十分注意する必要がある」としている。

・株式会社東京商工リサーチ新潟支店が発表した「2022年5月度新潟県企業倒産状況(負債額1,000万円以上の企業倒産)」によると、5月度の新潟県の企業倒産件数は前年同月比33.3%増(2件増)の8件、負債総額は同比401.0%増(7億70百万円増)の9億62百万円となった。

統計表 [Excelファイル/1.27MB]
冊子全体 [PDFファイル/4.09MB]

・数字の単位未満は、四捨五入を原則としています。
・四半期平均、四半期計、前月比及び前年同月比の数字は、原則として各月の数字を単純計算で算出しているため、公表資料の数字とは一致しない場合があります。
・表中の符号の用法は以下によっています。
「-」 ……… 該当数値なし 、ゼロ
「…」 ……… 不詳
「 χ 」……… 秘匿
「 0 」……… 単位未満
「△」「-」… マイナス
「 p 」……… 速報値
「 r 」……… 訂正値
「 B 」……… B印までの数字と次期以降との数字は不連続


 

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