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魚沼地域振興局地域整備部では、建設業の関係団体(新潟県建設業協会、建設コンサルタンツ協会北陸支部、新潟県測量設計業協会)と共同で、魚沼市内の中学校を対象に、総合学習やキャリア教育の一環として「土木出張PR」を開催しています。
令和6年度の1回目は、湯之谷中学校で開催しました。
・実施日:令和6年6月26日(水曜日)
・対 象:湯之谷中学校2年生 41名の皆さん
この講座は、インフラ整備や災害復旧等を通じて地域を支え、安全・安心な暮らしを守る建設産業の「やりがい」や「魅力」を発信し、理解を深めてもらうとともに、将来の建設産業の担い手確保を目的に開催しています。
新潟県建設業協会魚沼支部の企画で、グループ実習「段ボールの橋を建設しよう!」を行いました。
制限時間内(=工期内)にできるだけ軽くて丈夫な橋を完成させるという条件で、段ボールとガムテープが用意され、それを使ってどのような形の橋にするか(=設計)を話し合って決め、それを工作(=施工)するものです。
完成後には、どれくらいまでの重さに耐えられるかを確認する試験(=品質検査)を行うことで、建設に必要な工期・設計・施工・品質といった項目を意識しながら、より完成度の高いものを目指して取り組んでもらいます。
そして何より、協力してものづくりを行うことの「楽しさ」や「達成感」を実感してもらうことを考えて企画しています。
生徒の皆さんは、限られた時間でどのような形の橋にするのか悩みながら、班内で協力して作業を進めていました。
全ての班の橋が完成し、重りを載せる試験を行いました。重さに耐えきる橋、途中で壊れてしまう橋、結果は様々でしたが、ものづくりの楽しさを体験してもらえたと思います。
各班が悩みながら協力し合い、様々な形の橋が完成しました
重さに耐える強さだけではなく軽さも評価ポイントです
地域の安全・安心な暮らしを守る「土木」の役割と、それを支える建設業に関わる人たちや、仕事内容について動画を交えて紹介しました。また、実習で体験した橋ができるまでの流れ(計画→測量→設計→工事)は、4団体が協力していることを説明しました。
生徒の皆さんは、4団体からの説明を熱心に聞いていました。
各団体の担当者による説明
熱心に受講していただきありがとうございました。
そして、私たちにとって今後の励みになる感想をありがとうございました。
魚沼地域整備部では、土木出張PRをこれからも積極的に開催していきたいと考えております。