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魚沼地域振興局地域整備部は、魚沼市立小出小学校の4年生を対象に総合的な学習の一環として、校舎の前を流れている佐梨川への理解を深めるため、出前講座及びイワナ稚魚放流体験を開催しました。
出前講座では、佐梨川の特徴と成り立ち、水害の歴史や護岸の役割、農業や流雪溝などの水利用、生息する生き物や環境などについて、幅広く説明をしました。
児童の皆さんは、メモをとるなど真剣に聞いており、最後に出題した佐梨川クイズは、ほとんどの皆さんが正解でした。難しい説明もあったかもしれませんが、佐梨川への理解が深まったものと感じました。
また、説明後の質疑応答では、「佐梨川の名前の由来は?」「水深はどの程度か?」など、様々な質問があり、子供たちの関心の高さがうかがえました。
イワナ稚魚放流体験では、小出小学校前を流れる佐梨川の河川敷にて行いました。
当日は、魚沼漁業協同組合、新潟県建設業協会魚沼支部の協力のもと、生後9か月の稚魚約8,000匹を放流しました。
児童の皆さんは、元気な稚魚を水槽からバケツに移してもらい「大きくなってね」や「いってらっしゃい」等の声をかけ放流していく姿が見られました。
今回の取り組みを通じ、児童の皆さんの河川環境への理解が深まり、郷土「魚沼」への愛着心がより増していくことに期待したいと思います。