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Q2-3 コンクリート強度は経年で劣化するものではないのか。実強度が設計強度の2倍もあるのはおかしいのではないか。

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0043017 更新日:2010年5月20日更新

ご質問

Q2-3 コンクリート強度は経年で劣化するものではないのか。実強度が設計強度の2倍もあるのはおかしいのではないか。

回答

 東京電力は次のように説明しています。

  • 一般的に文献では、30年位までコンクリート強度は上がります。
  • コンクリート強度がピークに達した後、どこかの時点で強度は少し下がってくるが、大きな下がり方ではなく、5%位程度下がるということが確認されています。

技術委員会で建築を専門とする委員から次のように説明がありました。

 コンクリートは固まってくると強度が上がります。元々建築で使用されるコンクリートは設計基準強度の2、3割り増しの強さで調合して、28日目で全ての箇所で設計基準強度が出るようになっています。大体90日くらい経つと設計基準強度の1.5倍とか2倍になりほぼ一定となります。

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