本文
Q4-4 安全上重要な設備については浸水や点検中の機器の転倒による損傷で地震と考えられる異常は確認されなかったとあるが、地震がなくても転倒することがあるということか。それは何が原因か
回答
東京電力(株)は、次のように経過を説明し、地震後は、仮置きした機器が転倒することのないよう、作業手順を改めた、としています。
- 1号機は中越沖地震発生時、定期検査中であり、転倒した残留熱除去海水ポンプ電動機は、分解点検のため立てた状態で仮置きされていました。この時、どこにも固定されていなかったため、地震の揺れで転倒しました。
- 通常の状態では、この電動機はポンプ本体に固定された状態で使用されますので、例え地震があっても転倒することはありません。
技術委員会の「1号機の設備健全性及び耐震安全性の評価」はこちらをご覧ください
柏崎刈羽原子力発電所1号機の安全性等についてご質問と回答のページに戻る