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最適ルートで、あなたをお迎え💨、行きたい場所に送り届けます💨 ~柏崎市AI新交通「あいくる」~3(新潟の未来図鑑withデジタル)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0637702 更新日:2024年2月19日更新

病院行って、お買い物して、帰りましょ♪

「あいくる」の乗降ポイント看板

佐藤 どういうところで乗り降りされているのですか?

田邉 通院と買い物のための利用が多くを占めています。また、医療機関に行ってから、最寄りのスーパーで買い物をして帰るといった、通院と買い物をセットにした移動も、利用データから読み取れます。利用日の7日前から予約することができますが、予約の大半は当日です。通院の場合は、帰りの時間が読めないことから、利用の30分前まで予約ができる点を便利だと感じていただいていると思います。

佐藤 よりよい交通にしていくために、集めた乗降データをまた活用していくこともできますね。1回400円という料金はどのように決めたのですか?

田邉 市内路線バスの初乗運賃が160円、市内タクシーの初乗運賃が600円なので、既存の公共交通とのすみ分けを考慮して、大人運賃を400円/回にしました。(小学生・中学生は200円、乳幼児は無料。身体障害者手帳などをお持ちの方はそれぞれ半額。)路線バスよりもきめ細かく乗降場所を設定していますが、一方で、タクシーのようにドアツードアや貸切ではないというところで、サービス的なすみ分けも図っています。料金が高いという声を運行開始前の説明会では若干お聞きしましたが、運行開始後は全く聞いていません。実際にご利用いただき、利便性を実感していただいたことで、400円の乗車運賃にそれほど負担感がなくなったのではないかと考えています。

あいくるの全体イメージズ

佐藤 既存の交通手段との関係はどのようにお考えですか?

田邉 「あいくる」は路線バスやタクシーにとって代わるものではなく、これからの地域の生活交通の確保に向けて、既存の公共交通と相互に連携を図っていく考えです。「あいくる」運行後も、中心市街地を運行する循環バスの利用者数に大きな変化はありません。朝夕の高校生などの登下校においては、大量輸送性の観点から、バスの方が適していると考えており、その時間帯は、バスに中心的な役割を担っていただくことが望ましいと考えています。

 

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新潟の未来図鑑withデジタル

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