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より早く、より簡単に、そして正確に! ~出雲崎町「書かない窓口」~1(新潟の未来図鑑withデジタル)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:6061301 更新日:2024年6月18日更新

出雲崎町 総務課 地域政策室 係長 小林  純 さん

出雲崎町 町民課 町民係   係長 安達 洋平 さん

インタビュアー 新潟県 知事政策局 参与(デジタル改革担当) 佐藤 久信

 

 役所の窓口で何回も住所や氏名などを記入する手続がありますが、その何度も記入するというところを改善する「書かない窓口」。県内においても導入する市町村が徐々に増えてきていますが、今回は令和5年4月から導入した出雲崎町にその成果等をお聞きしました。

もう何度も住所や氏名などは書かせません

「書かない窓口」の画面

佐藤 どのくらいの窓口業務に「書かない窓口」を導入しているのですか?

小林 申請書の枚数で約170種類、ほぼすべての業務で導入しています。これからも新しいものが出てくれば順次追加していく予定です。

佐藤 ほぼすべての窓口業務で導入しているのですね。どういった経緯で導入したのですか?

小林 やっぱり住民の方から住所や氏名、口座番号等を何度も記入することが面倒だという声が多かったこと。それから、マニュアルはあるのですが、申請書の提出漏れがあって後からもう一度住民の方に窓口にきてもらうケースもありました。また、役場の都合にはなりますが、毎日様々な申請書の残枚数を確認し、それぞれの必要枚数だけ紙で印刷して記載台等に並べる必要があり、結構職員の負担となっていました。さらには、窓口対応に時間がかかっていたので、これらの課題を改善して住民サービスの向上と役場内の業務効率化をしようということで「書かない窓口」を導入となりました。導入を検討するに当たって、その時点におけるマイナンバーカードの人口に対する交付枚数率が比較的高かった点も導入を後押ししました。

窓口応対の様子

佐藤 「書かない窓口」を導入しての成果はどうですか?

小林 申請書に何度も同様の項目を記入する必要がなくなったので、窓口対応時間が短縮されました。

安達 住民から「何度も文字を書かなくなって良かった」との声をかけてもらえることはありますね。

安達 役場内部としても申請書に何度も住所や氏名等の記入をお願いしていたので、それがなくなって応対職員の心理的負担が軽減されました。さらに、毎日窓口や記載台の申請書の残り枚数を確認して、少なくなってくると印刷して補充するという手間がなくなったので、業務の効率化にもなっています。

 

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