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より早く、より簡単に、そして正確に! ~出雲崎町「書かない窓口」~2(新潟の未来図鑑withデジタル)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:6061302 更新日:2024年6月18日更新

住民票と印鑑登録証明書はコンビニが便利

佐藤 十分成果が出ていますね。導入から1年以上たって、課題やこんなことも追加したいというのはありますか?

小林 今年の4月までは、申請書に転記する住所や氏名などは、マイナンバーカードをカメラで撮影して読み取りしていたのですが、5月からは、ICカードリーダーによるマイナンバーカードの読み取りに対応したので、住所や氏名が間違いなく申請書等に転記されるようになりました。更なる窓口対応時間の短縮と職員の負担軽減につながっています。

安達 実はこの「書かない窓口」は各種の手続には窓口対応時間の短縮に大きな効果があるのですが、住民票や印鑑登録証明書の申請にはあまり効果がないのです。マイナンバーカードをお持ちであればコンビニエンスストアで住民票や印鑑登録証明書を取得できるので、ぜひ積極的に利用いただきたい。窓口への来庁者が少なくなるとより窓口対応時間の短縮につながると思います。

佐藤 コンビニ交付は、便利ですよね。土日祝日など役場が開いていない時間にも住民票や印鑑登録証明書が取得できますからね。

安達 それから、「書かない窓口」と住民基本台帳ネットワークシステムなど他の業務システムが連携していないため、どうしても窓口から一旦離れて内容確認に行かないといけない。この連携ができると窓口対応時間の更なる短縮が可能になりますが、実現にはもう2年くらいかかる予定です。

「コンビニ交付」のリーフレット

将来は自宅で申請ができるように

佐藤 今後「書かない窓口」についてこんなふうにしていきたいというのはありますか?

小林 そうですね。今は役場の窓口に来ていただいて手続をしてもらう必要がありますが、将来的にはインターネット回線やマイナンバーカード、キャッシュレス決済などを利用して、来庁せずに自宅で申請が完結できるようになれば良いなと考えています。

佐藤 自宅で申請が完結できる姿が理想ですよね。ありがとうございました。

左から県佐藤参与、安達係長、小林係長

 

令和6年5月15日インタビュー

※所属、役職等はインタビュー時現在です。

企画・制作:新潟県知事政策局ICT推進課

 

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