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思春期からの健康づくり(プレコンセプションケア)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0640944 更新日:2024年2月16日更新

プレコンセプションケアとは

プレ「~の前の」、コンセプション「受精・懐妊」という意味で、「妊娠前からの健康管理」を指します。

プレコンセプションケアとは、「若い男女が将来のライフプランを考えて日々の生活や健康と向き合うこと」です。

 

近々妊娠したいと考えている女性だけでなく、思春期以降、妊娠可能な年齢の女性に大切なケアで、女性の健康を支えるパートナーやご家族、企業の健康支援担当の方にも知っていただきたいことになります。

 

プレコンセプションケアの目的

プレコンセプションケアの目的は3つあります。

  1. 若い世代の健康を増進し、より質の高い生活を実践してもらうこと
  2. 若い世代の男女が、より健康になること
  3. 1.の実現によって、より健康な妊娠・出産のチャンスを増やし、次世代のこども達をより健康にすること

 

今から始める!健康でいるための生活習慣

(1)適正体重を守る

 適正体重の範囲は、BMI値※で18.5以上25未満と言われています。やせ(18.5未満)は低出生体重児の要因になり、肥満(25以上)は妊娠高血圧症候群等につながります。

 適正体重を維持するよう心がけましょう。

   ※BMI:体重(kg)÷ 身長(m)÷ 身長(m)の値

 

(2)栄養バランスを整える

 できるだけ栄養バランスが整うように心がけ、1日3食きちんと摂りましょう。

 特に、若い女性は、たんぱく質・カルシウム・食物繊維等が不足して、「低栄養」の傾向があります。主食・主菜・副菜のそろった食事を心がけましょう。

 

(3)適度に運動する

 プレコンセプションケアでは、1週間あたりの運動量は150分ほどが目安とされています。運動不足の人は、今よりも10分長く歩くなど、少しでも運動量を増やしてみましょう。

 

(4)禁煙・受動喫煙を避ける

 喫煙は、流産や早産・低出生体重児などのリスクを高めます。また、受動喫煙も健康に影響を及ぼすため、女性(妊婦)自身だけでなく、家族やパートナーの禁煙も大切です。

 

(5)アルコールは控えめに

 お酒は節度ある適度な量であれば、一般にストレスや緊張をやわらげ生活に豊かさと潤いを与えるとされています。厚生労働省「健康日本21」によると「節度ある適切な飲酒量」は、1日平均の純アルコール量で20g程度です。しかし、女性は男性に比べてアルコールのダメージを受けやすい傾向があるので、純アルコール10g以下に控えましょう。

 

(6)ストレスをため込まない

 過度なストレスは、心身に悪影響を及ぼします。ストレスをため込まないように、自分なりの解消方法をみつけましょう。

 

関連する情報

「プレコンセプションケア」をみんなの健康の新常識に(スマートライフプロジェクト(厚生労働省))<外部リンク>

プレコンセプションケアセンター(国立成育医療研究センター)<外部リンク>

スマート保健相談室(こども家庭庁)<外部リンク>

女性の健康づくりを応援します!(新潟県ホームページ)

健康にいがた21(新潟県ホームページ)<外部リンク>

 

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