むらかみ・いわふね珍風景（珍風景番号76）

印刷文字を大きくして印刷ページ番号：0052873 更新日：2021年1月22日更新

村上市内ではここだけ？さざ波鮭とば（珍風景番号76）

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　今回も、またまた鮭ネタをひとつ。

　村上市街から国道345号を山形方面に約50分。名勝・笹川流れを過ぎ、寝屋漁港内に、直売所「魚売り処　新鮮家」があります。こちらでは、漁港で水揚げされたばかりの新鮮な魚介類や干物などが並んでいますが、この時期に売り出されるのが、写真の「鮭とば（800円※）」。

　何が珍しいかというと、この形。半身の鮭をそのまま3週間干し上げてあります。身には、食べやすいように3～4センチ幅で切れ目が入れられ、皮から身をはがしやすくなっています。

　新鮮家の小林さんによると、村上市内で販売されている鮭とばは、薄くスライスされたものや、約2cm角の細長いものがほとんど。このような形の鮭とばは、北海道でも見られるそうですが、村上市内では、おそらくここ新鮮家だけでは、とのこと。
　「この鮭とばを一度食べると、他のとばが食べられない」という常連さんが多いそうで、全国各地から発送依頼が寄せられているそうです。
　浜の潮風で旨みを凝縮した鮭とば。ご家族やお友達のお土産にいかがでしょうか。

　※鮭とばの販売は、1月中旬から5月上旬までです。
　また、鮭とばの価格は取材時（2月上旬）のもので、
　変動する場合がありますので、ご了承ください。

皮を反らすように折り曲げると身が取れやすくなりますの画像
皮を反らすように折り曲げると身が取れやすくなります