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【魚沼】地域づくりサポートチーム活動報告(令和5年度)
新潟県では令和元年度から、人口減少、高齢化などにより地域づくりの担い手が不足する中、地域住民による課題解決に向けた主体的な取組を支援するため、地域振興局職員や市町村職員などからなる「新潟県地域づくりサポートチーム(以下「サポートチーム」という。)」を設置しました。
魚沼地域振興局管内では、令和5年度より「うおぬまレトロ化計画」をサポートします。
地域との対話を重ねながら、地域が実現したいビジョンを形にする取組を支援していきます。
うおぬまレトロ化計画の概要
魚沼市内在住のコレクターが収集した10万点にも及ぶ個人コレクション(レコード、野球カード、玩具等)を活用した魚沼市への誘客、地域活性化に取り組んでいる魚沼市内の任意団体。(コレクターはうおぬまレトロ化計画のメンバー)
コレクションの一部は魚沼市の「エリア878」「喜楽荘」のほか、南魚沼市の「ほてる木の芽坂」で展示、公開している。
サポートチームでは、コレクションを活用した魚沼市への誘客、地域活性化を目指すうおぬまレトロ化計画の活動を支援していきます。
エリア878の様子
魚沼地域振興局公式インスタグラム「uonu_magical(うおぬマジカル)」より
サポートチーム活動状況
令和6年2月26日 来年度の活動の検討を行いました
今年度の実証店舗の結果や先進地視察を踏まえ、来年度の活動の検討を行いました。
引き続き団体の法人化に取り組んでいくこと、来年度も大湯温泉への出店を行う方向で進めることとしました。
令和5年12月4日 先進地視察を行いました
レトロを活用した誘客の参考とするため、サポートチームで新潟市秋葉区等を視察しました。
レトロを活用した誘客においては、映画ポスターや雑誌、レコード、玩具等の展示や体験以外にも様々な取組が県内外でなされています。今年度の実証店舗では中心ではなかった飲食等による誘客の取組を視察し、来年度の誘客活動の内容検討に活用していくこととしました。
給食セット(新潟市秋葉区)
令和5年10月6日 実証店舗を開店しました
レトロを活用した誘客の有効性を検証するため、魚沼市大湯温泉に実証店舗を開店しました。
実証店舗には映画ポスターや雑誌、レコード、玩具等が置かれ、来場者が触れて楽しむことができたほか、駄菓子や玩具の物販、お茶などがふるまわれました。
開店期間中、県内外から約1,200人の方にお越しいただき、レトロを活用した誘客の有効性を確認するとともに大湯温泉の賑わいを再生することができました。
開店期間:令和5年10月6日~11月5日
開店時の様子 店内の様子 店舗周辺の様子
令和5年9月6日 先進地視察を行いました
レトロを活用した誘客の参考とするため、うおぬまレトロ化計画・サポートチームで福島県会津若松市の七日町通りを視察しました。七日町通りは「商業文化が息づくレトロな町並み」をコンセプトに賑わい作りに取り組んでおり、視察を踏まえ実証店舗への誘客・実証店舗の内容を決定していくこととしました。
視察の様子(福島県会津若松市)
令和5年8月7日 団体の法人化等について検討を行いました
うおぬまレトロ化計画・サポートチームで集まり、サポートチームで調査したNPO法人設立の要件等や展示に係る著作権について参加者で共有し、団体の法人化や展示方法について検討を行いました。
そのほか、新たな展示施設開設に向けた実証店舗の設置や先進地調査についても検討、意見交換を行いました。
令和5年7月3日 視察結果を踏まえた検討を行いました
うおぬまレトロ化計画・サポートチームで集まり、6月に実施した視察のアンケート結果を共有し、展示方法の改善等について検討しました。
令和5年6月26日 サポートチームメンバー等で展示施設の視察を行いました
サポートチームメンバーや観光関係者で魚沼市内のコレクション展示施設の視察を行いました。
視察参加者を対象に、展示方法やコレクションを活用した誘客等についてのアンケートを実施しました。
令和5年6月13日 今後の活動方針について打ち合わせを行いました
うおぬまレトロ化計画・サポートチームで集まり、顔合わせを行い、今後の活動方針について打ち合わせしました。
うおぬまレトロ化計画のこれまでの活動や現状について参加者で確認・共有し、今後は団体の法人化やコレクションを活用した新たな誘客策等について検討していくこととしました。