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新潟県では、6次産業化や異業種連携(以下、「6次産業化等」という。)の取組を検討している新潟県内の農業者等を対象に、6次産業化等に取り組むために必要な知見を習得するための連続講座「0から始める新たな6次産業化研修」を開催しました。
今年度は、7月から12月にかけての5回とし、県内各地から11名の農業者に参加いただきました。
県では、本講座を通じて、6次産業化等に取り組みたいという意欲ある方々の新たな挑戦の一歩につながるよう、支援していきます。
本講座の最終回となる第5回は、12月22日(木曜日)に新潟県農業大学校で開催しました。
第5回では、これまでの講義で学んだ知見を踏まえて作成したビジネスプランの発表と、「ビジネスプランの活用」をテーマとした講義を行いました。
はじめに、各参加者が、自身で考えているビジョン・商品企画・連携体制・アクションプランといった項目についてビジネスプランの発表を行いました。
ビジネスプランの発表では、コメンテーターとして株式会社食農夢創の仲野真人代表取締役、株式会社ネルニードの遠藤智弥代表取締役から、それぞれのビジネスプランに対して、ターゲット設定、商品の訴求ポイント、販売戦略等に対するアドバイスがありました。
続いて、株式会社食農夢創の仲野真人代表取締役を講師に、「ビジネスプランの動かし方」と題して、事例を紹介いただきながらビジネスプランの実行や見直しの手法について講義が行われました。
受講生からは、「アドバイスを参考にどのように取組を進めるか引き続き考えたい。」「自分ではターゲットを絞ったビジネスプランを考えたつもりだったが、アドバイスを受けてターゲットの設定をもう少し掘り下げたい。」など、今後の取組につなげたいとする声がありました。
約半年を通じて5回実施していた連続講座は今回で終了となりますが、本講座で得た知見やビジネスプラン作成の経験、6次産業化等を検討する同じ志をもつ参加者同士のつながりが、参加者の今後の新たな挑戦につながることを期待しています。