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平成14年6月定例会(長期計画・大型プロジェクト対策特別委員長報告)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0001962 更新日:2019年1月17日更新

平成14年6月定例会 長期計画・大型プロジェクト対策特別委員長報告(6月26日)

委員長 三林 碩郎

 長期計画・大型プロジェクト対策特別委員会における2月定例会以降の調査経過について、御報告申し上げます。
 本特別委員会は、5月30日に会議を開催し、にいがた「緑」の百年物語県民運動の推進について及び道路交通ネットワークの整備について調査を行いました。
 最初に総合政策部長からにいがた「緑」の百年物語県民運動の推進について及びにいがた「緑」の百年物語県民運動初動期における県の役割と行動指針について、総合政策部長及び土木部長から道路交通ネットワークの整備についてそれぞれ説明を聴取し、次いで質疑を行いました。

 まず、質疑が行われた主な項目について申し上げます。

  1. にいがた「緑」の百年物語県民運動の推進に関連して
    • にいがた「緑」の百年物語推進会議とその下に設置される部会の具体的な役割分担について
    • にいがた緑の百年物語緑化推進委員会各支部の活動への県の地域機関による支援方針について
    • 運動の推進に向けた県民やボランティア団体等との連携強化の必要性について
    • にいがた緑の百年物語緑化推進委員会と新潟県都市緑花センターとの業務統合に対する検討状況について
    • 県民運動初動期終了後の県の役割について
    • 簡素で実行力のある推進体制を検討する必要性について
    • 特徴的な木を植えるなど県民に大きなインパクトを与える事業を実施する必要性について
    • 都市緑化ヘの当面の取組目標について
    • 農村地域における運動の取組方針について
    • はざ木の保全に向けた具体的な取組内容について
    • 財政と教育の両面から運動の継続を支えるシステムを構築する必要性について
  2. 道路交通ネットワークの整備に関連して
    • 整備に当たってのバリアフリーについての基本的な考え方とユニバーサルデザインの観点からの整備を進める必要性について
    • ブラジルのクリチバ市における都市交通システムのような先進的な事例を研究する必要性について
    • 公共交通機関の役割を明確に位置づけたうえで整備を推進する必要性について
    • 地域住民や企業等の幅広い分野からの参加によるTDM施策の推進体制を構築する必要性について

 次に、調査の過程で述べられた主な意見について申し上げます。

  1. にいがた「緑」の百年物語県民運動については、昨年度から本格的に展開されているところであるが、推進に当たっての具体的な理由づけが希薄な面が見受けられるので、現状分析を通して運動推進に係る意義を明確にしたうえで推進すべきとの意見。
  2. 道路交通ネットワークの整備に当たっては、市町村合併の進展に伴う道路交通状況の変化により、利便性の低下を防ぐための整備が必要な地域が生じることが予想されるので、市町村合併を念頭においた当該地域への重点的な予算配分を含む計画的な整備を行うべきとの意見。

 なお、本特別委員会は、去る5月22日から3日間にわたり、愛媛県及び香川県における大型プロジェクト等について行政視察を実施したところであります。

 以上をもって報告といたします。

平成14年6月定例会(委員長報告)
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