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平成14年9月定例会(少子高齢・青少年対策特別委員長報告)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0002293 更新日:2019年1月17日更新

平成14年9月定例会 少子高齢・青少年対策特別委員長報告(9月25日)

委員長 志田 邦男

 少子高齢・青少年対策特別委員会における6月定例会以降の調査経過について、御報告申し上げます。
 本特別委員会は、9月2日に会議を開催し、完全学校週5日制に伴う対応状況について及び青少年の健全育成対策について調査を行いました。
 最初に、教育長及び福祉保健部長から完全学校週5日制に伴う対応状況について、警察本部生活安全部長、教育長及び福祉保健部長から青少年の健全育成対策について、教育長から性教育についてそれぞれ説明を聴取し、次いで質疑を行いました。

 まず、質疑が行われた主な項目について申し上げます。

  1. 完全学校週5日制に関連して
    • 5日制の実施に伴う年間の授業時間数の削減状況について
    • 土曜日における児童・生徒の過ごし方に対する見解について
  2. 思春期のためのラブ&ボディBOOKに関連して
    • 本県における冊子の配布状況について
    • 県内の中学校や高等学校への配布が決定された経緯について
    • 冊子に掲載されている経口避妊薬の副作用などの危険性に対する認識について
  3. いじめ・暴力行為に関連して
    • 県内の学校におけるいじめの発生率が全国平均を上回っている実態に対する見解について
    • 教師に寄せられたいじめに関する相談件数について

 次に、調査の過程で述べられた主な意見について申し上げます。

  1. 思春期のためのラブ&ボディBOOKについては、性教育の副読本として既に一部の学校に配布されているが、経口避妊薬の副作用による危険性には触れずに避妊効果だけを取り上げているなど、記述内容や作成の経緯に対していろいろな問題点が指摘されているので、問題点を十分に調査したうえで、今後の取扱いを検討すべきとの意見。
  2. いじめ・不登校については、中学一年生で急増する傾向にあることから、小規模な小学校から大規模な中学校への入学により生じる人間関係のストレスも要因の一つであると思われるので、中学校へ少人数学級を導入するなど、減少に向けた新たな対策を講ずるべきとの意見。

 以上をもって報告といたします。

平成14年9月定例会(委員長報告)
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