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平成18年9月定例会(建設公安委員長報告)
平成18年9月定例会 建設公安委員長報告(10月13日)
委員長 佐藤 莞爾
建設公安委員会における付託案件の審査経過並びに結果について御報告申し上げます。
まず、土木部関係として
1 平成19年度の予算要求に当たっては、相次ぐ災害からの復旧・復興が着実に進ちょくしていることから、災害の発生前から計画された道路改良や下水道事業など生活基盤整備事業の実施が強く要望されているので、広く県民を視野に入れた投資的事業を主体とした方針に軸足を移すべきとの意見。
次に、港湾空港交通局関係として
1 新潟空港のアクセスの改善については、緊急プロジェクト会議における利便性の検討による改善計画案の提示は評価できるものの、少ない利用者数や多額な経費など実現に向け解消すべき課題が山積しているので、計画案を精査したうえで、早期に実現可能な取組から推進すべきとの意見。
また、現行の連絡バスの運行頻度や仕様の改善など利用者の視点に立った工夫を行うべきとの意見。
次に、公安委員会関係として
- 交通信号機の整備については、県民の安全・安心を確保する身近かな安全施設なので、継続した市町村要望を踏まえ必要予算の確保をはじめ、最優先課題として取り組むべきとの意見。
また、円滑な道路交通が期待される発光ダイオードを使用した信号機や感応式信号機の拡充を図るべきとの意見。 - 飲酒運転の防止については、福岡市における死亡事故を契機に一層取締り強化に力を入れているが、依然として違反事例が後を絶たないことから、飲酒運転の危険性の自覚などドライバー等の安全に対する意識の醸成が重要であるので、大きな抑制効果の期待できる体験教育の実施や酒類提供業者の指導強化に努めるべきとの意見。
以上が、審査の過程で述べられた主な意見の概要であります。
次に、議案採決に先立ち、各党党議結果の報告を求めたところ、各党とも全議案いずれも原案賛成というものであります。
次いで採決を行い、全議案とも原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、陳情の審査結果について申し上げます。
継続中の陳情平成17年第11号については、提出者の撤回の申出を承認。陳情第12号については、継続審査すべきものと決した次第であります。
以上をもって、報告といたします。