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平成20年9月定例会(スポーツ振興・健康づくり対策特別委員長報告)
平成20年9月定例会 スポーツ振興・健康づくり対策特別委員長報告(9月11日)
委員長 金谷 国彦
スポーツ振興・健康づくり対策特別委員会における6月定例会以降の調査経過について、御報告申し上げます。
本特別委員会は、8月7日に会議を開催し、県内におけるスポーツの普及と競技力向上対策の現状と課題について調査を行いました。
最初に、総務管理部長から県民スポーツ振興プラン及び新潟県生涯スポーツの現状について、教育長からトキめき新潟国体競技水準向上対策についてそれぞれ説明を聴取し、次いで質疑を行いました。
まず、質疑が行われた主な項目について申し上げます。
- 県立スポーツ施設設置の考え方と上越地域におけるスポーツ拠点施設の整備計画の有無について
- ウインタースポーツの盛んな本県の特性を踏まえたスケート場整備の考えの有無について
- 本県競技力の向上に向けた専門性の高いスポーツ指導者養成の取組状況について
- 定期的なスポーツの実施がもたらす健康維持効果に係る分析の有無について
- トキめき新潟国体に関連して
- トキめき新潟国体に臨む本県選手団の気構えの在り方について
- 全国で活躍する優秀指導者の確保状況について
- 強化指定校における少年選手強化の取組状況について
- 国体開催後における競技力の維持やスポーツの普及・発展を見据えたふるさと選手制度活用の必要性について
- 子供たちの体力づくりに関連して
- 学校における体力づくりの基本としての走ることの重要性について
- 全国平均値を下回る本県高校生の体力テスト結果の要因と小学生からの基礎的な体力づくりの必要性について
- 体育指導教員に対する実技研修の実施状況と教員の自主的な研修に対する支援の考え方について
- スポーツを通じた地域の活性化に関連して
- スポーツ振興による地域経済への波及効果の分析の必要性について
- スポーツ合宿の誘致に向けた取組状況と推進方針について
次に、調査の過程で述べられた主な意見について申し上げます。
県内におけるスポーツの普及に当たっては、県民のスポーツに対する関心の高まりと地域における優秀な指導者の存在が不可欠なので、県民の注目を集めるトキめき新潟国体での本県選手の活躍に向けた取組の更なる推進とともに、競技指導者の偏在の解消に向け、地域ニーズに応じた指導者の配置・養成に努めるべきとの意見。
以上をもって報告といたします。