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平成15年6月定例会(第18号発議案)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0003213 更新日:2019年1月17日更新

平成15年6月定例会で上程された発議案

高速道路のネットワーク整備に関する意見書

高速道路のネットワーク整備に関する意見書

 高規格幹線道路(高速道路)は、ネットワーク化されてこそ本来の機能を十分に発揮するものであり、とりわけ、日本海側における物流の基軸をなす日本海沿岸東北自動車道は、北陸自動車道と一体となって「日本海国土軸」を形成する国土政策上極めて重要なインフラである。
 また、本県は、南北に長く広大な県土を有しており、交流連携による地域振興はもちろんのこと、地域の人々の生活を支え、安心して暮らせる「命を救う救急医療
ルート」を確保する上でも、高速道路のネットワーク整備は必要不可欠となっている。
 したがって、日本道路公団が民営化される新会社においても、これまでのように高速道路の整備に料金収入を最大限活用する有料道路方式の制度設計を行い、この方式による整備と新直轄方式による整備とを併せて、整備区間9,342kmの全てを整備し、国土開発幹線自動車国道法に定められた予定路線である11,520kmの高速道路のネットワークを早期に形成する必要がある。
 よって国会並びに政府におかれては、引き続き国の責任により、日本海沿岸東北自動車道等の高速道路のネットワーク整備を強力に推進するよう強く要望する。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成15年7月11日

新潟県議会議長 西川 勉

衆議院議長 綿貫 民輔 様
参議院議長 倉田 寛之 様
内閣総理大臣 小泉 純一郎 様
財務大臣 塩川 正十郎 様
国土交通大臣 扇 千景 様
行政改革担当・規制改革担当大臣 石原 伸晃 様

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