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議会報(平成18年9月定例会の概要)
9月定例会は、9月26日に招集された。
会期中の知事提出議案は、7.13水害及び中越大震災の復旧・復興を推進するための経費、コイヘルペスウイルス病まん延防止対策、小木直江津航路利用促進緊急対策、高校大規模・耐震改修費及び道路直轄事業負担金などの総額約166億円を増額する平成18年度一般会計補正予算、県立直江津中等教育学校を設置するための「新潟県立学校条例」の一部改正、新潟県農業大学校に2年制の研究科を新たに設置し、併せて農業技術学院を廃止するための「新潟県農業大学校条例」の一部改正等、県の公の施設のあり方の見直しにより、にいがたポートセンターを廃止するための「にいがたポートセンター条例」の廃止など42件であった。
代表質問、一般質問、連合委員会では、地域・救急医療をはじめ、行財政、防災、教育、交通問題などの諸課題について幅広い議論が展開されたほか、続いて行われた常任委員会でも、活発な質疑が交わされた。
知事提出議案のうち、継続審査とされた平成17年度企業会計決算関係議案4件及び平成17年度普通会計決算議案のほかは、いずれも原案のとおり可決、承認又は同意された。
議員提出議案は、「北朝鮮の核実験に断固抗議し厳格な制裁措置を求める意見書」、「道路財源の確保に関する意見書」など5件が全会一致又は賛成多数で可決され、「障害者自立支援法の抜本的な改正を求める意見書」が賛成少数で否決された。
請願・陳情は、継続中のものを含め34件が審査され、採択されたもの2件、保留1件、撤回1件で、残り30件が継続審査とされた。
会期18間にわたった9月定例会は、10月13日に閉会した。