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平成23年9月定例会(絆づくり対策特別委員長報告)
平成23年9月定例会 絆づくり対策特別委員長報告(9月27日)
委員長 石塚 健
絆づくり対策特別委員会における6月定例会以降の調査経過について、御報告申し上げます。
本特別委員会は、9月15日に会議を開催し、家庭や地域社会における絆づくりについて調査を行いました。
最初に、教育長から絆づくりに関する取組状況について、福祉保健部長から福祉保健部における絆づくりの取組について、それぞれ説明を聴取し、次いで質疑を行いました。
まず、質疑が行われた主な項目について申し上げます。
- 地域の絆づくりにおける子供会の果たす役割について
- 高校卒業に伴う児童養護施設退所者に対する支援の必要性について
- 里親登録者の増加に向けた取組強化の必要性について
- 要因分析に基づく自殺予防対策の必要性について
- 不登校児童生徒への対応におけるスクールカウンセラーなどの配置の効果について
- 小学校高学年児童の放課後の居場所づくりに対する考え方について
- 登下校時の安全指導における高齢者の活用の必要性について
- 家庭教育支援活動における民生委員・児童委員などの関与の必要性について
- 家族の絆を深めるための親の学びの場設置の必要性について
次に、調査の過程で述べられた主な意見について申し上げます。
- 深めよう絆推進事業における絆づくり私の主張については、家族や地域の絆の大切さを見つめ直すきっかけとなるので、県民への絆づくりの一層の啓発に向けて応募作品の効果的な活用方法を検討すべきとの意見。
- 社会性育成パイロット事業については、不足している子供の社会性をはぐくむために有効なので、事業成果を全県に波及させるとともにパイロット校の拡充などにより一層の推進に努めるべきとの意見。
なお、本特別委員会は、去る9月8日、9日の両日にわたり、中山間地域における絆づくりに係る上越市の取組等について行政視察を実施したところであります。
以上をもって報告といたします。