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平成23年12月定例会(厚生環境委員長報告)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0002021 更新日:2019年1月17日更新

平成23年12月定例会 厚生環境委員長報告(12月22日)

委員長 佐藤 純

 厚生環境委員会における付託案件の審査経過並びに結果について、御報告申し上げます。

 まず、県民生活・環境部関係として

 東日本大震災で発生したがれきについては、県内で受け入れを検討している市町村があるものの、放射性物質に対する住民の不安があることから、市町村への協力・支援により安心して受け入れられる環境づくりに努めるべきとの意見。

 次に、防災局関係として

 県が行う防災訓練については、単一の市町村と合同で実施しているものの、東日本大震災の教訓を踏まえ広域災害も想定する必要があることから、複数市町村との実施を検討すべきとの意見。

 次に、福祉保健部関係として

 児童虐待により一時保護された児童の帰宅後の対応については、再度の虐待が懸念されるので、児童福祉司による家庭訪問など継続した支援に一層取り組むべきとの意見。

 以上が、審査の過程で述べられた主な意見の概要であります。

 次に、議案採決に先立ち、各党党議結果の報告を求めたところ、各党とも全議案いずれも原案賛成というものであります。

 次いで採決を行い、全議案とも原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、請願・陳情の審査結果について申し上げます。

 請願第16号及び陳情第32号については、継続審査。

 残りの陳情第25号及び第26号については、いずれも災害対応が本来の任務ではないため、不採択とすべきものと決した次第であります。

 以上をもって、報告といたします。

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