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議会報(平成28年9月定例会の概要)
9月定例会は、9月6日に招集された。
会期中の知事提出議案は、県営経営体育成基盤整備事業、インバウンドの拡大を契機とした総合的な産業振興事業、新規路線開設支援事業・新規路線開設活動費、競技水準向上対策・強化事業費、ほくほく線鉄道安全輸送設備等整備事業などに要する経費などを計上した、総額約490億5,400万円を増額する「平成28年度新潟県一般会計補正予算」など、34件であった。
代表質問、一般質問では、知事の政治姿勢、原発、経済、福祉・医療など県政の諸課題について幅広い議論が展開されたほか、続いて行われた連合委員会、常任委員会でも、活発な質疑が交わされた。
また、日本海横断航路計画の調査のため、閉会中の8月5日建設公安委員会、9月14日総務文教委員会において、それぞれ新潟国際海運株式会社の代表取締役社長等を参考人として招致し、質疑を行った。
知事提出議案のうち、第110号議案(特別職の職員の給与に関する条例の一部改正)については、賛成少数により否決された。その他の議案については、平成27年度企業会計決算関係議案及び平成27年度普通会計決算議案7件が継続審査とされたほかは、いずれも原案どおり可決又は同意された。
議員提出発議案は、「第100号議案『平成28年度新潟県一般会計補正予算』に関する附帯決議」、「私学助成の拡充を求める意見書」、「尖閣諸島に関する意見書」、「竹島の不法占拠の解決を求める意見書」など8件が全会一致又は賛成多数で可決された。
請願・陳情は、継続中のものを含め13件が審査され、採択3件、不採択4件、残り6件が継続審査とされた。
会期21日間にわたった9月定例会は9月26日に閉会した。
9月定例会採決の様子