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にいがた県議会だより第72号(本会議質問4)
一般質問(12月6日)
冨樫一成議員
(自由民主党)
地域の医療提供体制の確保は
(問) 新潟県地域医療構想では、2025年における病床数の推計を18,724床としているが、病床数の削減を前提とするのではなく、各地域の実情に沿った医療・介護サービスの提供体制の充実を図ることを基本方針としている。今後も、国が示す再検証要請対象医療機関の再編統合を前提とするのではなく、地域で必要とされる医療提供体制を確保するために、リーダーシップを発揮して対応すべきと考えるが、所見を伺う。
(答) 今後、人口減少や医師不足など医療環境の変化に対応し、県民が安心して安全に暮らせる県づくりを進めていくためには、地域で必要とされる持続可能な医療提供体制を確保していくことが何よりも重要であり、現在、二次医療圏ごとに設置した「地域医療構想調整会議」で協議を進めているところである。
県としては、公立・公的病院の再検証要請に関する国の動きを注視するとともに、県全体の動きを捉えながら、「地域医療構想調整会議」での議論が前進するように、リーダーシップを発揮していきたいと考えている。