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にいがた県議会だより第73号(本会議質問13)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0272258 更新日:2020年4月26日更新

一般質問(2月26日)

中川隆一議員

中川隆一議員
(自由民主党)

佐渡地域における児童相談所等の設置は

(問) 9月定例会の一般質問で、佐渡地域における児童相談所、一時保護所の設置及び人員体制について質問したが、管轄人口など県全体のバランスを考慮すると設置は難しいとの答弁であった。財政が厳しいことや費用対効果は理解するが、子どもの生命に関わる案件であること、離島であることを踏まえれば理由として弱く感ずる。箱物を建てなくとも、例えば佐渡市が保有する遊休施設等の有効利活用などの工夫も考えられるが、所見を伺う。

(答) 遊休施設等の活用を図る場合であっても、一時保護所については24時間対応のための人員配置が必要となる等の課題がある。また、児童相談所の管轄人口など、県の児童相談所全体のバランスを考慮すると、当面の間、佐渡地域において新たな単独施設を設置することは難しいと考えている。
 一方、荒天時の移動手段や、中央児童相談所からの職員の派遣に時間がかかることなど、離島特有の事情があることから、県としては、佐渡地域振興局健康福祉環境部に児童相談のための専門の駐在員を配置し、対応しているところである。また、幼児の場合は、より家庭的な環境での保護が望ましいことなどから、一時保護委託先としての里親の確保に取り組むなど、佐渡市内での相談対応が可能となるよう工夫をしているところである。
 今後も、子どもの安全を第一とした対応を徹底し、児童虐待の予防的な関わりの段階から、市をはじめとした関係機関との連携強化を進めるとともに、佐渡地域における児童相談の体制強化に取り組んでいく。

 


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