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にいがた県議会だより第73号(本会議質問4)
一般質問(2月21日)
楡井辰雄議員
(自由民主党)
子どもに対するゲームの利用規制は
(問) 小学生の保護者の方々と意見交換した時に出た話の中で、「過激なソーシャルゲームがいくつかあり、規制して欲しい」との意見があった。例えば、県でゲーム内容を確認し、必要なゲームについては子どもを守るために年齢制限をかけるなど、一定の規制を設けるようゲーム提供会社などに働きかけてはどうか、所見を伺う。
(答) ゲームが子どもにとって有害か検証し、規制の是非を検討することは必要と考えている。また、現在、ゲーム提供会社が参画する民間団体においては、暴力的な表現等に関して、対象年齢の規制が自主的に行われていると承知している。
この問題は全国的な課題であり、ゲーム提供会社の自主規制や「フィルタリング」開発事業者等における性能向上等への働きかけなど、より有効な規制手法等について検討するよう国に要望していきたいと考えている。
一方、たとえ対象年齢を限定しても、ゲーム等を利用する可能性を排除することは困難であることから、県としては、保護者や子どもたちに対し、家庭でのルール作りや、ゲームを含めたインターネットの適切な利用を促すなど、普及啓発の取組を一層進めていく。