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にいがた県議会だより第78号(本会議質問13)
一般質問(6月21日)
高見美加議員
(自由民主党)
わいせつ行為を行った教員の免許の再取得について
(問) 児童、生徒が頼り、悩みを打ち明け、居心地の良い学校環境をつくるべき教員が、わいせつ行為を行うことは許しがたいことであり、再犯性の高いと言われるわいせつ行為を行った教員の免許の再取得に当たっては、懲戒処分歴の閲覧期間の延長や新法に基づく「教員免許再授与審査会」の意見聴取などから、過去の行為をしっかりと踏まえた今まで以上に慎重な判断をしなくてはならないと強く望むが、対応について伺う。
(答) 教員によるわいせつ行為は、児童生徒の心を深く傷つけるものであり、再犯の可能性が高い者を教育に携わらせてはならないと考えている。
文部科学省は、わいせつ行為で懲戒免職となった者に対する教員免許の再授与について、都道府県教育委員会が統一的な判断をするための基本指針を策定することとしている。
今後、県教育委員会としては、その基本指針に基づき、具体的な運用を検討していく。