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にいがた県議会だより第78号(本会議質問4)
一般質問(6月18日)
横尾幸秀議員
(自由民主党)
感染予防効果のある透明マスクの開発に対する支援について
(問) 保育園児や幼稚園児、小学校低学年児等の相手の顔や表情で喜怒哀楽を学ぶ脳、相手の気持ちを考えコミュニケーションができる脳等の発達が期待できる年代に対して、マスク着用が発達の大きなリスクになるとも言われている。こうしたリスクをなくすことは我々大人の責任だと思う。そこで、県としても、感染予防効果があり、相手の表情も分かるような透明マスクの開発を促進するため、県内事業者のマスク開発を後押ししていく必要があると考えるが、所見を伺う。
(答) 国内メーカーが透明マスクを開発、販売しており、国の研究機関でも、マスク着用が子供たちの成長に与える影響について、研究を始めていると承知している。
県内では、繊維産地を中心に、布マスクを製造している企業は数多くあり、工業技術総合研究所が性能評価等の技術支援を行っている。
今のところ、透明マスクの開発を支援してほしいとの声は聞いていないが、今後、ウィズコロナ・ポストコロナ社会の様々な課題やニーズを捉え、透明マスクも含め、新たな製品開発に取り組みたいという企業があれば、県としても積極的に支援していきたいと考えている。