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にいがた県議会だより第80号(本会議質問4)
一般質問(12月6日)
楡井辰雄議員
(自由民主党)
市町村のひきこもり対策への支援について
(問) 私がメールでやりとりをしているひきこもりニートの方は、国や社会に見捨てられた被害者という意識があり、ひきこもりニート向けの避難所整備や遠隔医療など具体的な対応も求めている。ひきこもり支援の主体となる市町村において、それぞれのひきこもりニートの方々がおかれている状況を十分に踏まえた上で、実行性のある取組が行われるよう、県の積極的な支援に期待しているが、所見を伺う。
(答) ひきこもり状態にある方は、それぞれ異なる経緯や事情を抱えており、生きづらさと孤立の中で、日々葛藤されている方も多いと認識している。
そのため、地域において、時間をかけて寄り添う支援が行われることが重要と考えている。
ひきこもり支援の主体である市町村において、より相談しやすい体制や安心して過ごせる場所の整備、個々のニーズに応じた支援を行うためのネットワークの構築などが進むよう、ひきこもり対策連絡協議会の開催により取組の横展開を図るとともに、質の高い支援を行える人材を育成するための研修を実施するなど、市町村への積極的な支援に努めていく。