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にいがた県議会だより第81号(本会議質問6)
一般質問(2月28日)
片野猛議員
(リベラル新潟)
「遅刻するおむすび少女プロジェクト」のプロモーションの効果について
(問) 本年1月から、県はYouTubeで「遅刻するおむすび少女プロジェクト」と題した動画を配信している。女子高校生が朝、遅刻しそうになりおむすびを口にくわえて学校まで走っていくというもので、朝食にご飯を食べない若い人にアピールする取組である。この動画が果たして新潟米の消費拡大にどの程度つながるものかと感じるが、県はプロモーションの効果をどのように見込んでいるのか所見を伺う。
(答) 本プロジェクトは、米の需要減少が続く中、朝食のコメ離れに着目し、若年層にご飯を食べる食習慣を改めて提案するとともに、新潟米のブランドイメージを高めることで米の需要拡大を図る取組である。
企画内容の斬新さや動画の面白さから、マスメディアによる露出は広告換算で5億円を超えたほか、SNS等の拡散により動画視聴回数は延べ85万回に上り、視聴者からは米の消費拡大につながる好意的な声が数多く寄せられている。
さらに、その話題性の高さから、国の広報活動や大手コンビニチェーンの県産米おにぎりの販売促進での連携要望が届くなど、波及効果も高まっており、一定の効果があったものと考えている。