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にいがた県議会だより第83号(本会議質問12)
一般質問(10月3日)
小山大志議員
(自由民主党)
脱炭素先行地域選定に向けた取組状況と、市町村との連携、支援について
(問) 第1回「脱炭素先行地域」として、県と佐渡市で「自然エネルギーの島構想」を踏まえた共同提案をもとに、国に選定されているが、津南町も6月から実現に向けた方向性を決める「町脱炭素対策推進協議会」を作り、小水力発電導入促進、雪国でも対応可能な太陽光発電の実証、住宅での省エネ・再生可能エネルギー導入促進など、10の重点戦略を定めた「町ゼロカーボン戦略」を定めて「脱炭素先行地域」の申請を視野に入れているとのことである。離島以外の自治体における「脱炭素先行地域」選定へ向けた取組状況を伺うとともに、県として、十日町市、津南町等、再生可能エネルギー導入拡大が見込める、他の自治体への積極的な連携、支援を図るべきと考えるが所見を伺う。
(答) 今年度の第2回公募では、関川村が申請を行ったところであり、さらに、年度内に見込まれる第3回公募に向け、複数の県内市町村が申請を検討している。
県内には多くの再生可能エネルギーの導入拡大が見込める地域があると考えており、県では引き続き、全市町村を対象とした研究会で情報共有を図りつつ、意欲ある市町村に対して申請に向けた具体的な計画策定を支援するなど、県内から多くの脱炭素先行地域が選ばれるよう、取り組んでいく。