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にいがた県議会だより第85号(本会議質問9)
一般質問(2月27日)
杉井旬議員
(リベラル新潟)
大谷ダム周辺施設を活用した観光について
(問) 大谷ダムは、完成当初は周遊路も整備されていたが、7・13水害で散策路や桟橋が壊れた後、散策路は縮小され、対岸まである桟橋も一般利用では途中までしか渡れず、カヌー利用などのニーズもあるが、場所を限定するなど規制が厳しく、ダム湖の魅力を十分に伝えきれていない。資料館にいたっては県の直接管理となった平成29年度以降、事前申し込み制としたため観光客の利用がほとんどない状況にあるが、これらを改善し八十里越の観光にも寄与すべきと考えるが、所見を伺う。
(答) 平成6年に完成したダムと一体的に整備した散策路や桟橋は、その後の利用状況を勘案して範囲を一部縮小し、ダム湖を含め安全性を確保した上で一般に開放している。
資料館は、現在、新型コロナ感染症対策のため利用を休止しているが、今年4月に再開を予定している。
県としては、八十里越の開通を見据え、福島県側からの最初の休憩拠点となる大谷ダム周辺施設を改修し、快適空間を創出するとともに、三条市や関係者とも連携しながら、観光資源としての磨き上げに取り組んでいく。