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にいがた県議会だより第87号(本会議質問11)
一般質問(10月2日)
栗原学議員
(自由民主党)
ほ場整備事業の予算確保と積極的な推進について
(問) 農地の生産性向上により、農業所得向上と持続可能な農業を確立し成長産業として育てるため、また食料供給の確保のため に、ほ場整備事業は喫緊に進めるべき重要な農業政策であると考える。しかしながら、県営ほ場整備事業では予算が厳しく事業が進まないとの不安な声が農家から寄せられている。農村集落を活性化させ農地を次世代に繋げていくために、ほ場整備事業について、しっかり予算を確保し積極的に進めていくべきと考えるが、所見を伺う。
(答) 本県では、全国に比べて農業者の高齢化や減少が進行していることに加え、多くの農地が未整備の状態であり、そうした農地は受け手がいないことから耕作放棄されるなど、このままでは地域が疲弊していくおそれがある。
農村集落を活性化させ農地を次世代に繋げていくためには、担い手への農地の集積・集約化による効率的な営農の展開を可能とするほ場整備を、一層推進していく必要があると考えている。
このため、地方財政措置の手厚い国の補正予算や、国庫補助率の高い事業を積極的に活用すること等を通じて、しっかりと予算を確保し、ほ場整備事業を進めていく。