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にいがた県議会だより第88号(本会議質問4)
一般質問(12月11日)
小山大志議員
(自由民主党)
十日町地域の周産期医療体制について
(問) 県立十日町病院が来年4月より分娩を休止するとのことだが、ハイリスク分娩は魚沼基幹病院、ローリスク分娩は十日町市内の診療所が対応し、十日町病院は引き続き妊婦健診を行うとのことであり、各医療機関の役割分担と連携により地域の周産期医療体制は維持されると認識している。不安要素であった診療所の医師確保について、県では新潟大学と連携して支援するとのことだが、その進捗状況を伺うとともに、医療関係者や関係自治体とも丁寧に協議を重ね、今後の十日町地域の周産期医療体制のあり方を明確化する必要があると考えるが、所見を伺う。
(答) 県立十日町病院が来年4月から分娩の取扱いを休止することに伴い、分娩機能が集約される市内の診療所の医師確保については、県や新潟大学、地域の関係者が協議を重ねることにより、先般、非常勤医師を派遣できる体制が確保されたところである。
今後の十日町地域の周産期医療体制のあり方については、地域の分娩件数が減少する中で、ハイリスク分娩を担う魚沼基幹病院や、引き続き妊婦健診を担う県立十日町病院との適切な役割分担と連携が重要であり、安心して出産できる環境の確保や理解促進に向けて、引き続き、医療関係者や関係自治体と連携しながら取り組んでいく。