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にいがた県議会だより第90号(本会議質問11)
一般質問(7月1日)
森田幸衛議員
(自由民主党)
摩耗したダイヤマークや横断歩道の補修について
(問) 昨年のJAF調査によれば、信号機のない横断歩道で歩行者が渡ろうとする際の車の一時停止率は、本県は23.2 % と全国最低だった。県警においては、運転者に対する普及啓発等に取り組んでいるものと承知しているが、道路上のダイヤマークや横断歩道そのものが摩耗しており、運転者が視認しづらいことも、一時停止率が低い要因の一つであると考える。摩耗したダイヤマークや横断歩道を早急に補修すべきと考えるが、所見を伺う。
(答) ダイヤマークや横断歩道をはじめとする道路標示は、警察官による現地調査や地域住民等からの要望を踏まえて、緊急性の高いものから優先的に補修を実施している。
補修実績としては、令和3年度からの3か年で実施した横断歩道等を重点とした補修事業において、県内に設置されているダイヤマーク約2万3,000個のうち約7,000個、同じく横断歩道約2万9,000本のうち約1万4,000本をそれぞれ補修したところである。
また、今年度については、例年実施している新入学期に合わせた事業により、ダイヤマーク約950個、横断歩道約2,300本の補修を実施したところである。
県警察としては、横断歩道等の摩耗は刻々と進行することから、引き続き、横断歩行者の安全を確保するため、その状況を踏まえた計画的な補修により、視認性の向上に努めていく。