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にいがた県議会だより第91号(本会議質問6)
一般質問(9月27日)
北啓議員
(リベラル新潟)
高温耐性コシヒカリBLの開発の進捗状況等について
(問) 県では、2023年度から新潟県産米の主力品種「コシヒカリBL」に高温耐性を持たせる新品種の開発事業を実施しており、2027年を目標として高温耐性コシヒカリBL候補系統群の開発を行い、その後は現地試験等を経て、他のBL系統へ高温耐性を効率的に付与していく計画とのことであるが、計画どおりに進捗しているのか伺うとともに、計画よりも開発を早められる可能性について所見を伺う。
(答) 現在、令和9年度までに高温耐性コシヒカリBLの候補系統を開発できるよう、高温に強い遺伝子領域の有無を判別して品種選抜の時間を短縮できるDNAマーカーの開発や、年3回の交配を可能とする高速世代促進技術の開発を完了したところであり、概ね当初の計画どおりに進んでいる。
引き続き、これらの最新技術を活用して、短期間での開発を目指していくが、異常気象が頻発する中、生産現場からは早期作出への期待が高いことも承知している。
県としては、できる限り早期に、県内の農業者が高温耐性コシヒカリBLを生産できるよう、計画の前倒しの可能性も視野に入れながら、着実に取り組んでいく。
引き続き、これらの最新技術を活用して、短期間での開発を目指していくが、異常気象が頻発する中、生産現場からは早期作出への期待が高いことも承知している。
県としては、できる限り早期に、県内の農業者が高温耐性コシヒカリBLを生産できるよう、計画の前倒しの可能性も視野に入れながら、着実に取り組んでいく。