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にいがた県議会だより第91号(本会議質問9)
一般質問(9月27日)
小鍛冶就也議員
(自由民主党)
地域全体として最適な医療・介護体制の構築について
(問) 地域医療連携推進法人日本海ヘルスケアネットの独立行政法人山形県・酒田市病院機構日本海総合病院は、持続可能な医療・介護の提供体制を構築するべく、将来の予測を踏まえて競争より協調の全体最適化を目指している。医療・介護の複合ニーズを抱える高齢患者が増加していくことを踏まえ、本県においても、地域全体として最適な医療・介護体制を構築していくため、入院医療から外来医療、在宅医療、介護事業まで含めた議論、検討を進めていくべきと考えるが所見を伺う。
(答) 今後も後期高齢者の増加が見込まれる中、限りある資源で医療・介護の複合ニーズを抱える高齢患者に適切に対応していくためには、地域全体として最適な医療・介護体制の構築をしていくことが重要になると考えている。
国においては、2040年頃を見据えた新たな地域医療構想の検討が進められており、入院医療だけでなく、外来医療、在宅医療、介護との連携等を含む、医療提供体制全体の課題解決を図るという方向性が示されているところである。
本県では、地域医療構想のグランドデザインに沿った病院の役割分担と機能分化に向けて、主に入院機能に係る医療再編の議論を進めているところであるが、限りある資源の効果的な活用や患者のニーズに応じた医療提供の観点から、病院と介護施設等との役割分担や連携は重要と考えており、国の新たな地域医療構想の検討状況も注視しながら、医療だけでなく、介護分野まで視野に入れた議論の展開を図っていく。
国においては、2040年頃を見据えた新たな地域医療構想の検討が進められており、入院医療だけでなく、外来医療、在宅医療、介護との連携等を含む、医療提供体制全体の課題解決を図るという方向性が示されているところである。
本県では、地域医療構想のグランドデザインに沿った病院の役割分担と機能分化に向けて、主に入院機能に係る医療再編の議論を進めているところであるが、限りある資源の効果的な活用や患者のニーズに応じた医療提供の観点から、病院と介護施設等との役割分担や連携は重要と考えており、国の新たな地域医療構想の検討状況も注視しながら、医療だけでなく、介護分野まで視野に入れた議論の展開を図っていく。