本文
議会報第236号(令和元年5月臨時会・6月定例会 概要)
改選後初の議員協議会は、5月10日議場において開催され、沢野修前議長を座長に選出し、議員の自己紹介に始まり、知事のほか幹部職員のあいさつが行われた。次いで議事に入り、議員クラブの設置を決定して閉会した。
議会構成のための5月臨時会は、5月20日に招集され、青木太一郎臨時議長のもとで知事あいさつに続き、議席の指定後、正副議長選挙が行われ、岩村良一議員が議長に、桜井甚一議員が副議長にそれぞれ選任された。次いで、議会運営委員会の委員定数を決定した後、委員並びに正副委員長を選任した。また、常任委員会の委員並びに正副委員長の選任、特別委員会の設置及び委員並びに正副委員長の選任を行い、知事提案の監査委員の選任に同意し、会期を2日間残し5月臨時会は閉会した。
6月定例会は、6月18日に招集された。
知事提出議案は、幼児教育・保育の無償化及び森林環境譲与税基金の造成に係る経費として、13億4,000万円を増額する「令和元年度新潟県一般会計補正予算」や「新潟県核燃料税条例の制定」など、34件であった。
代表質問、一般質問では、行財政、福祉・医療、農林水産、交通政策など県政の諸課題について幅広い議論が展開されたほか、続いて行われた連合委員会、常任委員会でも、活発な質疑が交わされた。
この結果、知事提出議案は、いずれも原案どおり可決、承認又は同意された。
議員提出発議案は、「賀詞」、「拉致事件の早期解決に向けた意見書」 、「地方交付税の確実な配分を求める意見書」など6件が全会一致又は賛成多数で可決された。また、「議会運営委員長不信任決議」が賛成少数で否決された。
請願・陳情は、6件が審査され、不採択5件、残り1件が撤回承認とされた。
会期18日間にわたった6月定例会は7月5日に閉会した。
【6月定例会採決の様子】