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議会報第258号(令和6年12月定例会 概要)
12月定例会は、12月3日に招集された。
会期中の知事提出議案は、令和6年能登半島地震からの復旧・復興等を図るために必要な経費のほか、職員給与費等に係る過不足額及び給与改定に伴う所要額や、当初予算編成後の事由による緊急性のある経費について計上し、総額約42億5千万円の予算を増額した「令和6年度新潟県一般会計補正予算」など、34件あった。
代表質問、一般質問では、福祉・医療、教育、原発、交通政策など県政の諸課題について幅広い議論が展開されたほか、続いて行われた常任委員会、連合委員会でも、活発な質疑が交わされた。
この結果、知事提出議案のうち、継続審査とされた令和5年度企業会計決算関係議案7件及び令和5年度普通会計決算議案1件を含め、いずれも原案どおり可決、認定又は同意された。
議員提出発議案は、「全拉致被害者の即時一括帰国を求める意見書」、「公立・公的医療機関の機能確保に向けた支援の拡充を求める意見書」、「働き控えを抑えて手取りを増やす、税・社会保険制度の見直しを求める意見書」、「新潟県議会の保有する個人情報の保護に関する条例の一部を改正する条例」、「PFAS対策の推進を求める意見書」、「大規模農場における鳥インフルエンザ発生時の対応強化等を求める意見書」の6件が全会一致で可決された。
請願・陳情は、5件が審査され、不採択3件、残り2件が継続審査とされた。
会期21日間にわたった12月定例会は12月23日に閉会した。
【12月定例会採決の様子】