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令和2年6月定例会(厚生環境委員長報告)
令和2年6月定例会 厚生環境委員長報告(7月3日)
委員長 青柳 正司
厚生環境委員会における付託案件の審査並びに調査の経過と結果について、御報告申し上げます。
まず、県民生活・環境部関係として
新型コロナウイルス感染症により影響を受けた本県の文化芸術活動への支援については、小規模なものを含めた幅広い文化団体等に国・県の制度の活用を促すことが求められるので、ポータルサイトや広報誌への掲載はもとよりさまざまな手法により丁寧できめ細かな情報発信を行うべきとの意見。
次に、福祉保健部関係として
新型コロナウイルス感染症については、第2波の到来が危惧されるので、PCR検査の実施対象の整理や感染リスクの高い医療・介護従事者を念頭に置いたマスクをはじめ医療資機材の備蓄など万全の体制整備を図るべきとの意見。
以上が、審査並びに調査の過程で述べられた主な意見の概要であります。
次に、議案採決に先立ち、各党の党議結果並びに無所属委員の検討結果の報告を求めたところ、各党・無所属委員とも全議案いずれも原案賛成というものであります。
次いで採決を行い、全議案とも原案のとおり可決または承認すべきものと決しました。
次に、請願・陳情の審査結果について申し上げます。
陳情第15号については、継続審査。
請願第3号については、WHOの認知症予防ガイドラインでは、認知症予防のために補聴器を利用することについては、エビデンス不十分とされている。うつ病予防可能かどうかは不明のため、請願第4号については、2025年にいわゆる団塊世代が75歳以上となる状況において、現役世代の負担上昇に歯止めをかけることは、引き続き重要な課題であるため、陳情第8号については、保有船数と停泊港を特定した上で、平時は観光施設として利用するという提案には反対のため、それぞれ不採択とすべきものと決した次第であります。
以上をもって、報告といたします。
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