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令和2年9月定例会(産業経済委員長報告)
令和2年9月定例会 産業経済委員長報告
委員長 笠原 義宗
産業経済委員会における付託案件等の審査並びに調査の経過と結果について、御報告申し上げます。
まず、産業労働部関係として
いわゆるコロナ禍における事業活動については、対面販売が困難となり売り上げの減少に歯止めがかからないので、ECサイトの活用など非接触型の営業による国内に加え海外への販路開拓を支援する施策展開に努めるべきとの意見。
次に、農林水産部関係として
県産米については、近年の需要減少傾向に加えコロナ禍における在庫の拡大によりさらなる価格の下落が懸念されるので、農家所得の安定的な確保に向け非主食用米又は園芸作物への転換や産地交付金の活用など需要の動向を見据えた施策を一層推進すべきとの意見。
以上が、審査並びに調査の過程で述べられた主な意見の概要であります。
次に、議案採決に先立ち、各党の党議結果並びに無所属委員の検討結果の報告を求めたところ、各党・無所属委員とも全議案いずれも原案賛成というものであります。
次いで採決を行い、全議案とも原案のとおり可決または承認すべきものと決しました。
次に、請願・陳情の審査結果について申し上げます。
陳情第19号については、今回の改正案は、国内の品種育成者の権利保護を目的としており、在来品種を含む一般品種は改正後も自家採種可能であり、事実の誤認があるため、不採択。
残りの請願第7号については、願意妥当と認め、採択すべきものと決した次第であります。
また、本委員会として、「索道用軽油に係る軽油引取税の課税免除措置の継続を求める意見書」を発議することと決しました。
以上をもって、報告といたします。
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