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令和3年12月定例会(普通会計決算審査特別委員長報告)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0446912 更新日:2021年12月7日更新

令和3年12月定例会 普通会計決算審査特別委員長報告

 委員長 中村 康司  

 普通会計決算審査特別委員会に付託されました第138号議案、令和2年度決算の認定について、本委員会における審査経過並びに結果を御報告申し上げます。
                                                                    
 本案につきましては、去る9月定例会において、継続審査となり、閉会中審査を重ねてまいりましたが、12月6日にその審査を終了したものであります。

 以下、審査の過程で述べられた主な意見について申し上げます。

 まず、教育委員会関係として

 教職員の働き方改革に当たっては、長時間勤務の割合が減少傾向にあるものの持ち帰り残業が懸念されるので、勤務実態の正確な把握はもとより県立学校における教員の勤務時間の上限に関する方針に基づく効果的な取組をさらに進めるべきとの意見。

 次に、産業労働部関係として

 IT企業の誘致に当たっては、コロナ禍において活発化している地方分散の動きを取り込めるよう、企業が本県へ進出した要因を分析のうえさらなる戦略的な施策を検討すべきとの意見。

 次に、土木部関係として、

 本県の建設業については、災害や除雪対応の担い手として重要な役割を果たしているので、コロナ禍にあっても経営が続けられるよう県内調達の促進や地域保全型工事の安定的な発注による受注機会の確保など一層の支援に努めるべきとの意見。

 以上が、審査の過程で述べられた主な意見の概要であります。

 次に、議案採決に先立ち、各党の党議結果並びに無所属委員の検討結果の報告を求めたところ、第138号議案については、各党・無所属委員とも原案賛成というものであります。

 次いで採決を行い、原案のとおり認定すべきものと決した次第であります。

 以上をもって、報告といたします。

 


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